特性形容詞尺度(林,1978他)

他者と接したとき、相手がどの次元に関わるパーソナリティ特性を強く表出しているかを測定するために用いると同時に、認知者自身がどの次元にウェイト(各個人が次元を重視する程度)をおいて他者認知をしているのかの個人差を測定することもできる。

項目数・件法数・回答形式

  • 20項目
  • 7段階評定
  • SD法

因子構造

  • 個人的親しみやすさ
  • 社会的望ましさ
  • 力本性(活動性)

信頼性

  • 他者認知の指標として用いる場合の信頼性についてはふれられていない。
  • 認知者個人の次元ウェイト(各個人が次元を重視する程度)について林(1982)で検討されている。

妥当性

  • 妥当性についてはふれられていない。

引用文献

堀 洋道(監)・吉田富士雄(2001)心理測定尺度集II 人間と社会のつながりをとらえる<対人関係・価値観> サイエンス社, pp.5-9.

関連論文

  • 林 文俊(1976)対人認知構造における個人差の測定(I)ー認知的複雑性の測度について予備的検討 名古屋大学教育学部紀要(教育心理学科),23, 27-38.
  • 林 文俊(1978)対人認知行動の基本次元についての一考察 名古屋大学教育学部紀要(教育心理学会), 25, 233-247.
  • 林 文俊(1979)対人認知構造における個人差の測定(IV)ーINDSCALモデルによる多次元解析的アプローチ 心理学研究, 50, 211-218.
  • 林 文俊(1981)対人認知行動における個人差の測定(V)ー認知者の性及び年齢性についての検討 心理学研究, 52, 244-247.
  • 林 文俊(1982)対人認知行動における個人差の測定(VIII)ー認知者の自己概念および欲求との関連について 実験社会心理学研究, 22, 1-9.