風景構成法

検査情報

基本文献:①中井久夫(1984a)分裂病 In : 中井久夫著作集:精神医学の経験、1巻、岩崎学術出版社、pp.28-33., ②中井久夫(1985)治療 In : 中井久夫著作集:精神医学の経験、2巻、岩崎学術出版社、pp.226-231., ③山中康裕(1984)「風景構成法」事始め、In : 山中康裕編集(1984)H・NAKAI風景構成法-シンポジウム、岩崎学術出版社、pp.1-36., ④中井久夫(1984b)風景構成法事始め、In : 山中康裕編集(1984)H・NAKAI風景構成法-シンポジウム、岩崎学術出版社、pp.;261-271., ⑤皆藤 章(1994)風景構成法ーその基礎と実践. 誠信書房,pp.3-43. 

テスト創案年:1969年 

目的:①元来は、箱庭療法の適応のいかんを決定する予備テストとして考案、②補完関係にある投影的方法と構成的方法を用い、人格アセスメ ントの道具として用いる 

対象年齢:当初は臨床現場で開発された経過から統合失調症、強迫神経症者に用 いられたが、現在は人および年齢を選ばない。絵が描ける人なら誰でも可能 

所要時間:通常15分〜25分。対象者によっては数時間を要することもある

 

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検査の概要

風景構成法は自分自身の内面とひそかに距離を保ちながらその内面にふれることができる有用な道具である。 おそらく誰にとっても取り組みやすい心理アセスメントであろう。原風景を彷彿するまたは感じさせる治療セッティングは巧みに構造化されているが、被検査者は何ら圧迫感を感じないで画用紙に向き合える。「懐かしい......」「行って見たい」など、風景は誰にとっても身近なものだということを改めて感じさせてくれる心理アセスメントである。

引用文献

小山充道(2008)必携 臨床心理アセスメント 金剛出版,p.341.