自分描画法(SPM)

検査情報

基本文献:小山充道(2005)自分描画法研究ー心理療法における自己像 信州大学教育学部紀要,115,155-166. 

テスト発表年:2005年(現在研究開発中)

目的:①心理療法の中で、見えにくい心の部分である“思い”を浮き上がらせる道具として用いる。②描画内容(“思い”の部分)と物語構成(“思い”の全体)から、“思い”を重視した対話を行なう手がかりを得る。“思い”は何かに押し上げられ出現するものととらえる。③発達水準および病的水準の把握がある程度可能。疑いある場合は、他の心理アセスメントを適宜追加実施し、発達水準および病的水準に関する信頼性を高めていく。自分描画法は発達水準および病的水準に関する情報の一端を与えてくれる 

対象年齢:幼児から高齢者 

所要時間:約1時間程度(対象者および施行者との関係性の深まり度により、数分〜1時間程度の幅が生じる)

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検査の概要

対面場面でセラピストークライエント間にちょっとした沈黙が生じたりするとき、セラピストが面接を展開したいと思ったとき、もっと深くクライエントの思いにふれたいと思ったときなどに、おもむろに実施すると効果的である。自分描画そのものから今のクライエントのひとつの“思い”にふれることができる。セラピストにとっても、クライエントにとっても、自分描画法をとおして意外な発見があったりする。比較的自由度が高い描画法であるが、自分描画法それ自体が心理療法的様相を帯びている。

引用文献

小山充道(2008)必携 臨床心理アセスメント 金剛出版,p.374.