動的家族描画法(K-F-D)

検査情報

基本文献:子どもの家族画診断(Actions, Styles and Symbols in Kinetic  Family Drawings.)[黎明書房]

著者名:(原著)Burns, R.C., & Kaufman, S.H., (翻訳)加藤孝正、伊倉日出一、久保義和 

テスト発表年:(原著)1972年、(翻訳)1998年 

目的:描画者が自分の家族における人間関係をどのように知覚しているか、 そして家族に対する感情はどのようなものかについて探る。とくに問題児を理解するうえで有効 

対象年齢:原著者の提示事例の最少年齢は5歳であるが、おおよそ4歳以上の子どもに実施可能。原著者はK-F-D実施にあたって、対象とする年齢を提示していない 

所要時間:時間制限はとくにないが、通常は30〜40分で終わる

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検査の概要

家族関係がクライエントの心理的問題の背景にあると考えられ始めた頃から、KFDの利用も高まった。核家族化、家庭内暴力、家族虐待など「家族」という用語は、近年を言い表すキーワードである。家族関係が崩壊し、子どもが家を出て外で問題を起こす。司法・矯正領域でKFDが多用されるのも自然な動きであろう。 KFDでは人の動きを描画することを求められたりするので、描画に抵抗を持っている人は取り組むのに困難を感じたりする。それゆえKFDの施行にあたっては、セラピスト-クライエント間の信頼関係が重要となるだろう。

引用文献

小山充道(2008)必携 臨床心理アセスメント 金剛出版,p.353.