ワルテッグ描画テスト(WZT)

検査情報

基本文献:① Kinget, M.G. (1952)The Drawing-Completion Test;A Projective Technique for the Investigation of Personality, Based on the Wartegg Test Blank. Grune & Stratton. ②詫摩武俊・渥美冷子(1963)ワルテッグ描画テスト. In:井村恒郎監修:臨床心理検査法 医学書院, pp.236-258. ③Ave-Lallement, U. (19949Der Wartegg-Zeichentest in der Lebensberatung.(高辻玲子・杉浦まそみ子・渡邉祥子訳、投影描画法テスト研究会責任編集(2002)心理相談のためのワルテッグ描画テスト 川島書店.) 

著者名:Ehrig Wartegg(1897〜1983年)が考案


テスト発表年:1939年 

目的:①心理療法、②青少年を対象とした教育相談、③人生相談(Lebensberatung)、④人材開発(Personalentwicklung) 

対象年齢:絵を描くことができる人なら年齢を問わず実施可能。個別および集団 

実施も可能

所要時間:約30分(個人差あり)

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検査の概要

あまり見慣れない描画テストで、多くのクライエントは一見興味を示すだろう。8つの枠の中にすでにある幾何学的な手がかりを利用して、思いつくまま好きな順序で絵を描いていく。自由度が高いように見えて、意外と描き手の心の動きを縛る描画テストである。きちっとしたことが好きな人、絵を描くのが好きな人またはイメージに親しみを感じている人などには適している、絵が嫌いでイメージがわきにくい人の中に抵抗を示す人がいるかもしれない。結果の解釈法にはまだ曖昧さが残る。 

引用文献

小山充道(2008)必携 臨床心理アセスメント 金剛出版,p.367.