絵画統覚検査(TATマレー版) ーTAT日本版、CAT日本版、集団TAT検査、精研式TATを含むー

検査情報

基本文献:①Murray.H.A..& the Staff of the Harvard Psychological Clinic (1943) Thematic Apperception Test-Manual. Harvard University Press. ②Murray,H.A. (1938) Explorations in Personality-A Clinical and Experimental Study of Fifty Men of College. Oxford University Press. (外林大作訳編(1961、1962) 第3章 人格の変数. In:パーソナリティⅠ, 18. 主題統覚検査. In:パーソナリティⅡ. 誠信書房,pp.133-224、pp.500-514.)

テスト発表年:1935年(Morgan.C.D.& Murray. H.A.:A method for investigating fantasies. Arch Neur & Psychiat.34: 289-306.)

目的:人格診断 

対象年齢:5歳以上 

所要時間:2回に分けて実施すると、各回50分程度所要。集団実施には不向きな検査である。

<PR>

<PR>


検査の概要

心理アセスメントの横綱と言ってよいくらいの位置を占めている。しかしTATの臨床的利用はロールシャッハテストに比べると進んでいない。それは整理・解釈方法が現在になっても定まらないことが大きな要因となっている。多種類のTAT図版が開発され、まとまりを欠いていることも見過ごせない。しかし生活実感をそのまま反映した物語性のある図版は、いつの時代にも被検査者にとって興味・関心を引く。TAT結果から言えることは何かを充分に吟味しながら、本検査がもつ利点を存分に活用するとよい。 

引用文献

小山充道(2008)必携 臨床心理アセスメント 金剛出版,p.299.