検査情報
基本文献:遂行機能障害症候群の行動評価日本版
著者名:鹿島晴雄ほか
発行所:新興医学出版社
テスト発表年:2003年
目的:遂行機能障害の評価
対象年齢:主として成人
所要時間:約1時間
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検査の概要
遂行機能障害例に対し実際に用いていると、BADSの総得点では正常レベルとなっても、個々の下位検査において健常者では生じないような誤りが認められることがあるため、誤反応の検討は重要である。教示や採点が大変に煩雑であり、施行は容易でないが、被検者が実生活のどのような場面でどのような誤りをするのか探っていく手段としては貴重な検査である。
引用文献
小山充道(2008)必携 臨床心理アセスメント 金剛出版,p.279.