検査情報
基本文献:知的機能の簡易評価実施マニュアル
著者名:松岡恵子、金吉晴
発行所:新興医学出版社
テスト発表年:2006年
目的:病前知能の推定にある。罹患後の知的能力の低さが、認知症によるものなのか、もともと能力が低かったのかを判断する
対象年齢:アルツハイマー型認知症などの脳疾患により、後天的に知的機能が低下した人
所要時間:通常であれば10分以下で終了する
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検査の概要
25問または50問からなる2〜3文字で構成された漢字を読み上げるだけの検査である。脳疾患による知的機能低下の要因が病前であるのか、病後にあるのかを判断する道具として開発された。よって漢字課題は、高齢者であれば読めるが、一般成人では判読しがたいものまで採用されている。リハビリテーション計画を立てる上で必要な情報を、比較的簡便な方法で得ることができる新しいタイプの心理アセスメントである。
引用文献
小山充道(2008)必携 臨床心理アセスメント 金剛出版,p.252.