検査情報
基本文献:WHO QOLクオリティ・オブ・ライフ26手引き
著者名:(編集)世界保健機構・精神保健と薬物乱用予防部、(日本版監修)田崎美弥子、中根允文
発行所:金子書房
テスト発表年:(日本版)1997年
目的:何らかの疾病にかかった患者や障害者にとっての幸福感、あるいは満足度といった主観的要素を重視して、多面的に人間の生命および生活の質を測定する
対象年齢:成人(大学生での調査あり)
所要時間:3〜10分
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検査の概要
どの程度豊かな生活を実践しているか、身体、心理、社会、環境等、さまざまな側面から質問される。質問数はわずか26問であり、回答は短時間で終えることが可能。採点にあたっては逆転項目があることから、尺度値を置き換える作業があり、少し煩雑さを残す。最後に被検査者の生活の質が図で表される。その図を見ると、ひと目で生活の質を感じ取ることができる。対象を限定せず幅広い活用が可能な心理アセスメントである。
引用文献
小山充道(2008)必携 臨床心理アセスメント 金剛出版,p.189.