検査情報
基本文献:CES-D 使用の手引
著者名:(原著)米国国立精神保健研究所、(日本版)島 悟
発行所:千葉テストセンター
テスト発表年:(日本版)1998年
目的:一般人における「うつ病」「抑うつ状態」を発見する
対象年齢:おおむね15歳以上で質問の内容を把握することの可能な知的能力を有する者
所要時間:10〜15分
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検査の概要
この1週間の間にあなたは次のことについて(抑うつ状態に関する設問)どのように感じたか、を尋ねられる。回答は「この一週間のうちで.....(ない、1〜2日、3〜4日、5日以上)」の4段階のいずれかを選択する。自己評価尺度であるが、逆転項目に対する回答が難しい。たとえば「他の人と同じ程度には、能力があると思う」という設問に対して、どのように回答すればよいのか判断がつきにくい。本検査の長所は採点基準が明瞭で、正常か気分障害かその判断が下しやすく、気分障害の程度がひと眼で確認できることであろう。
引用文献
小山充道(2008)必携 臨床心理アセスメント 金剛出版,p.180.