検査情報
基本文献:K-ABC心理・教育アセスメントバッテリー解釈マニュアル、K-ABC心理・教育アセスメントバッテリー実施・採点マニュアル
著者名:(原著)Kaufman.A.S..Kaufman. N.L., (日本版)松原達哉、藤田和弘、前川久男、石隈利紀
発行所:丸善
テスト発表年:1993年
目的:①認知機能全体の水準を測定、②学習に関する技能の習得度も測定、③個別的な教育的介入の方法を把握
対象年齢:2歳6ヵ月〜12歳11ヵ月
所要時間:約45分〜1時間15分
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検査の概要
ビネー法という第一の波、ウエクスラー法という第二の波、それに続く第三の波の一つとして登場してきたカウフマン法の検査である。K式検査の「姿勢・運動」「認知・適応」「言語・社会」、ウエクスラ一法の「言語性」 「動作性」とも異なる「認知処理過程(継次処理・同時処理)」「習得度」という視点から子どもの知能や学力の発達を捉えることができる。「習得度」には、これまでなかった個別式の学力検査といった様相もあり有用である。
引用文献
小山充道(2008)必携 臨床心理アセスメント 金剛出版,p.109.