検査情報
基本文献:①日本版 改訂デンバー式発達スクリーニング検査(JDDST-R)と JPDQ、②Japanese Edition DENVERⅡ
著者名:①(原著)Frankenburg,W.K. 、(日本語版)上田礼子、②(日本語版) 日本小児保健協会
発行所:①医歯薬出版(品切れ・再販予定なし)、②日本小児医事出版社
テスト発表年:①原著1967年(1970,1975年改訂)、1978年、日本版1980年、1983年改訂、②原書1989年、日本版2003年
目的:①発達上問題のありそうな者をみつけ、警告する手掛りとする、②子どもの発達を全体的にとらえ、評価し、保健指導や相談に役立てる
対象年齢:1カ月〜6歳
所要時間:短い
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検査の概要
乳幼児の発達をみるスクリーニング検査として小児科領域で高く評価されている。何度も討論されたというだけあって「結果による評価」ではなく「結果に至るまでの経過の中での一番重要な時期」を具体的に捉える優れた項目群で構成されている(荒井,1991)。A4版の用紙1枚で全体の発達像が見渡せ、各項目の25、50、75、90%通過率が何歳何カ月であるかも一目でわかるのがよい。なお、JDDST-Rはすでに品切れとなっているが、新版であるDenverⅡは発行所を変えて販売されている。
引用文献
小山充道(2008)必携 臨床心理アセスメント 金剛出版,p.83.