検査情報
基本文献:愛育研究所編 乳幼児簡易検査手引
著者名:愛育研究所(牛島義友、木田市治、森脇要、入澤壽夫)
発行所:金子書房
テスト発表年:1939年、1948年、1959年
目的:①乳幼児精神発達検査を簡易化して一般家庭への普及をはかる、②短時間に多くの乳幼児を施行する
対象年齢:0歳〜8歳
所要時間:10分くらい
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検査の概要
乳幼児の精神発達を簡易に短時間で測定できる。近年は検査器具の多様化と検査鞄の大型化が目立つが、この検査は厚紙製の24.5×6.5㎝の箱に素朴な検査器具が収納されており、場所をとらず、持ち運びにも便利である。問題中には、ゲゼルの検査、鈴木ビネーの検査、コースの立方体検査、ノックスの立方体模倣(積木叩き)検査等が含まれているが、約70年前に標準化された検査であり、使用に際しては留意が必要と思われる。
引用文献
小山充道(2008)必携 臨床心理アセスメント 金剛出版,p.78.