脳研式標準知能検査

検査情報

基本文献:智能檢査の理論と實際 

著者名:諏訪 望 

発行所:南山堂(品切れ・再販予定なし)

テスト発表年:1947年 

目的:①知能の程度が平均値よりも著しく逸脱した個人を発見する,②正常人の知能の程度を測定し,その結果によって教育,産業およびその他の領域で最も適切な対策を講じるための根拠を与える,③おおまかな知能水準を引き出す。本検査はそのための測定道具として位置づく 

対象年齢:一般青年(高校生)〜成人 

所要時間:25分 

 

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検査の概要

現在本検査の利用については,「ほんとうにたまに」利用される程度となっている。テスト発表年が古く,現代社会に沿った改訂もなされていない。しかし保険適用となっている心理検査でもある。古い検査のままだということは,逆に言えば戦時中に生きた人にとってはなじみ深く,溶け込みやすい心理検査とも言える。日の丸やシーソー,しちりんでお湯を沸かす絵などは郷愁を誘う。1940年代に青年期を迎え,今は高齢となった人にとっては馴染みが深いかもしれない。大雑把な知能水準でよい,情報量は少なくてもよい,短時間で終えたい,道具など用いず簡便に実施できればということであれば今でも利用価値はあるかもしれない。 

引用文献

小山充道(2008)必携 臨床心理アセスメント 金剛出版,p.70.