グッドイナフ人物画知能検査(Draw-a-Man Test; DAM)

検査情報

基本文献:①Goodenough,F.L (1926) Measurement of Intelligence by Drawings.(Measurement and adjustment series. Edited by Lewis M. Terman. World Book Company.),②小林重雄(1952)グッドイナフ人物画知能検査ハンドブック 三京房.

目的:①人物画を用いて,視覚—運動系の発達水準に限定した知能検査として利用出来る(発達的活用),②継続的に施行することで,発達過程を追う(臨床的活用),③心理学研究として人物画を取り扱う(基礎心理学の視点からの活用)

対象年齢:なんらかの形を描出する3歳から,情緒的な問題から描画を単純化し始める9歳頃まで可能。知的障害を伴う場合には成人でも使用可能であるが,その場合でも精神年齢(MA)が9歳以下の水準の対象者に限られる。

所要時間:ほとんどの子どもは5分以内に描画を終える

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検査の概要

人物の絵の描画から知能を推定するという本検査が持つ意図は,おそらく誰も気づかないだろう。知能といってもかなり大雑把な推定であり,本検査に知能の緻密さを求めてはいけない。結果の分析にあたっては,性格面の見立てとしてMachoverの人物画テスト(DAM)を参照するとよい。

引用文献

小山充道(2008)必携 臨床心理アセスメント 金剛出版,p.66.